「何か飲む? まぁ、インスタントのヤツしかないけど」
奈子にお茶でも出そうかとキッチンに行くと、
「イヤ、いい」
と言ったくせに、何故か奈子もキッチンについてきた。
「何? いらないんじゃないの?」
「友樹の実家に行くときさ、何か手土産持って行くでしょ? もう買った?」
奈子がスケベジジイの様な顔をしながらニヤニヤしだした。
「行きしなに買うつもり」
「だったら、今から弁当作って『お土産でーす。なんか最近、友樹が弁当にハマててー。良かったら召し上がってくださいな』って渡してやろうよ。あははははははー」
奈子は、友樹の実家に行くことが楽しみで楽しみで仕方ないらしく、ニヤニヤでは収まりきらなくなり、口を大きく開けて笑い出した。もう、若干ではなくだいぶウザイ。
奈子にお茶でも出そうかとキッチンに行くと、
「イヤ、いい」
と言ったくせに、何故か奈子もキッチンについてきた。
「何? いらないんじゃないの?」
「友樹の実家に行くときさ、何か手土産持って行くでしょ? もう買った?」
奈子がスケベジジイの様な顔をしながらニヤニヤしだした。
「行きしなに買うつもり」
「だったら、今から弁当作って『お土産でーす。なんか最近、友樹が弁当にハマててー。良かったら召し上がってくださいな』って渡してやろうよ。あははははははー」
奈子は、友樹の実家に行くことが楽しみで楽しみで仕方ないらしく、ニヤニヤでは収まりきらなくなり、口を大きく開けて笑い出した。もう、若干ではなくだいぶウザイ。



