受付を済ませた私たちは、一番広い部屋に通された。
10人もいるし、当たり前か。
泉と湊が率先して、曲をどんどん入れていってる。
「那奈は何食べる?」
私は、未知と優花に挟まれて座り、メニュー表を眺めてる。
カラオケなんてほぼ初めて来たから、メニューの多さに驚く。
「えー、迷うね」
パスタとかカレーとかもあるんだ。
「私、カレーにしよっかな」
「私はパスタ」
未知と優花は決めるのが早い。
カレーは辛かったらいけないから、私もパスタにしよう。
注文をまとめていたコンバスの愛菜に伝えた。
「で、さっきの続きだけど・・・」
優花が私を挟んで未知に話しかける。
「あー、あのね、泉には絶対内緒ね。あの子誰にでも言っちゃいそうだから」
さすが未知、よく分かってる。
「うん、もちろん。誰にも言わないよ」
優花が真面目な顔で言った。


