あれからもう時間がすぎ、




高校も卒業の日が来た。




「あー!卒業かー。早いなぁ」




春花が寂しそうに呟いた。




先生に叱られた後に、春花達は私に謝ってきて、今ではとても仲良くなった。




不思議だよね。




真子のおかげだよ!




「今日この後空いてる??」




「今日はごめん!用事があって、、」




何か理解したような顔で見てくる。




「彼氏か!この前学校に来た!白龍の総長!」




「彼氏じゃないよー」




ビックリした顔で覗いてくる。




「まだ、付き合ってないの!?」




付き合うって、、。




私の片想いだし…




「じゃー、私取っちゃおうかなぁ」



「それは、困るよぉ!」




「ははっ!嘘嘘!」




長い長い最後の校長先生の話も聞き終わり、
卒業式が終わりを迎えた。




「バイバイっ!春花!」




「バイバイっ!また、会おうな!」




「うん!」