悠希は、自分の過去について話してくれた。




悠希にそんな辛いことがあってたなんて、、




あの時の私には気づかなかった。




久しぶりに悠希と話せた。
悠希は私のことを嫌っていたわけではなかった。守るために、、




「悠希、、ごめん!気づいてあげれなかった。辛かったよね、、」




「いいんだよ。言ってなかったんだから。」




悠希は、昔からとても優しい。




人に心配をかけることはとても苦手。




だから、、黙ってしまう。




「明日、退院だって。私は気を失っただけで、、刺されてないから。」




だけど、、大輝は刺されてしまった。




「大輝は!?無事なの!?」




「あー、重症だったけど、無事で今は寝てる。明日にでも目は覚ますだろうけど、退院はまだ先だって。」




良かった、、。




「なぁ、沙良。大輝弟なのか?昔いなかったじゃねーか」




私も思い出したのは、今さっきだったし、誰も知るはずがなかった。