私の言葉を遮るように翼くんが言った。

「詩音なんでいんだよ」

「休みだったから〜。他もいるよーっと、その前に…翼その子だれ?」


いや、あの…

『紫音くん』じゃないですか?!


てか、めっちゃ叫んじゃったし…

反省反省


すると、翼くんは横から私をぎゅーってした。

「俺の彼女。」


……


言っちゃっていいのそれ?!


「はぁぁぁぁぁ!!!!」

『紫音くん』の叫び声が家に響く


私もパニックー!


すると、すぐ後ろのドアが開いて…


「詩音うるさ…」

「ちょっ…」

「翼…その子…」

と、美形のお美しいお顔が…


3人も…

ドアから顔を出してるじゃありませんか?!