碧と夕飯を食べていると

「あー。もう無理。お腹いっぱい」


「…」


「ねぇーちゃん?」

「あ。ごめん!残ったやつは冷蔵庫いれとい
て」

「あ、おう」

そう言って碧は冷蔵庫に入れに向かった。


はぁー。


どうしよう…

私、なんてこと言っちゃったんだろう…


あー
どうしよう。

次なんて言って翼くんに会えばいいのか…


「ねぇーちゃん、様子おかしいけどどうした?」

「、っ!そんなことないよ。はい。食器洗お。」










「…」

「カリカリ」

シャーペンで紙を書く音だけが部屋に響く。

碧と、食器を洗って。

私は、そのあとお風呂に入った。


お風呂を出るとリビングのローテーブルで碧が勉強していた。


集中してるな…



私は、碧の集中を切らさないように静かにソファーに座った。