パンコーナーには黒の帽子にメガネ、マスクをつけている人がいた。

ヒィー

こ、怖い…

やっぱパンやめようかな…そう思っていたら。

怖い人とめがあった気がする。

メガネをしていてよく分からなかったけど…

急ご。私はおにぎりコーナーに走っていこうとしたら。

次は名前を呼ばれた。


「鈴望ちゃん？」


え、なな、何で私の名前知ってるの…

こ、怖すぎる…

逃げるが勝ち。私はその場から走り出そうとしたら、

手首をつかまれた。

私はとっさに下を向いた。

もう泣きそう…

こ、怖い。


「鈴望ちゃんだよね？」

うん？

何か聞いたことある声…

私が顔を上げるとそこにはマスクとメガネをはずした沢田さんがいた。

沢田さんだったんだ…


「さ…わださん…？」


私は恐怖だったのが一気になくなって床に座ってしまった。


「大丈夫？ごめん、怖がらせたよね」