つばさくんのファンと、言ってから翼さんの返事がない。

そう思って手の間から翼さんを見ると、耳は、真っ赤だった。


…　

「大丈夫ですか？」



「う、うん。大丈夫。鈴望ちゃんが俺のファンだったなんてしらなくてビックリしちゃって…ありがとう」



うぅー
恥ずかしい…

すると、
～～♪︎♪︎～～♪︎♪︎～～♪︎♪︎


と、電話がなった。


その電話は私のスマホからではなく翼さんのスマホのものだった。



翼さんは、電話に出た。


「はぁー。ふざけんなよ」


！！


ど、どうしたんだろ…


「あー、はいはい。ちょっとまってろ」


と、言って翼さんは、電話を切った。


「…どうしたんですか？」


「急に紬(つむぎ)が、俺の家に来るって
しかも、もうコンビニのところに居るって言ってるし」



…


紬さん…


誰だろう…

でも、女の人の名前と言うのはわかる。


胸がモヤモヤする。


何でだろう…


「ちょっ行ってくるわ」


と、言って、翼さんは私の家を出た。