「あーーーもうっ!暑いー」


「本当それ!もう、夏終わったんじゃないの?!」

あははっ…

私の熱も下がり、今日は体育祭。

私のお母さんにお父さん。

そして翼くんも来ている。

そして、太陽がすごいギラギラしている。

9月の中旬なのに今日はとても暑い。

だから、ことちゃんと若菜ちゃんはすごい文句を言っている。


私の競技は私が熱で休んでいた2日で決まってしまったみたいです。


「白百合高校体育祭!!!まずはじめの種目は100メートル走です!!100メートル走に出る選手は前に集まってください。」

「あっ!私だ!行ってきまーす!」

「はぁー。琴羽は元気だな…。」

「若菜ちゃん!!元気出して!高校の初めての体育祭だよっ!」

と、私が言うと…

「鈴望〜〜。その笑顔で私は頑張れるわ〜〜」

と、私に抱きついてきた。


「お前、自分であついとか言っときながら宮野さんに自分からくっついてんじゃん…」

と、言ってくるのは。