・日本さんの結婚式

和装で行う結婚式のことを、神前式と言います。日本らしい厳かな雰囲気を味わうことができるのが魅力です♡神道の神々に誓いを立てる挙式スタイルで、挙式の時間は入退場を合わせて三十分程度です。

現在のような神社で行う形に整えられたのは、明治三十三年に行われた大正天皇のご成婚が最初だと言われています。神社での結婚式が一般に広まったのは、第二次世界大戦後でした。それまでの結婚式は、新郎の自宅に身内が集まり、床の間に祀られた神様の前で行われていました。

神前式で花嫁が着る衣裳は、中に着る掛け下も上に羽織る打ち掛けも真っ白な婚礼用和装である白無垢が有名ですね♡室町時代から最も格の高い衣裳として、身分の高い女性の間で着られるようになりました。神前式の和装は白無垢を着る花嫁さんが多いそうですが、色や柄が華やかな色打ち掛けや、江戸時代後期から昭和初期の婚礼で一般的に着られていた黒引き振り袖でもOKです!