「・・・ん・お・・ね・・ゃん・・・」



誰かが私を呼んでいる・・・


「おねぇーちゃん!!!」



キーン(*_*)



「起きます!起きまぁす!!」

ガバッ

「モカ・・・朝から耳元でそれはないと思う・・・・・・」



「自業自得でしょッ
早く用意しないと学校に遅れちゃうよ」



モカがドアの方を指差し早く顔洗いに行けっていうオーラを出しまくっている。


「はぁ〜い」



私はとぼとぼ洗面所に向かって歩いて行く。




洗面所に行く途中陸、空、優輝と遭遇した。


遭遇って・・・熊じゃないんだから(笑

っと自分でツッコミをいれる。



私に気が付いた三人が駆け寄って来た。



「おはよぉ〜」


「おはよぉ〜我が弟達朝から元気だね。じゃ、お姉ちゃんは洗面所に行って来るね〜」



歯を磨きながら呑気に私より絶対モカのほうがお姉ちゃんに向いてるなぁ〜
生まれてくる順番間違えたんだな・・・


バシッ



「手止まってる、本当に遅れるよ!!」


ゲホッゲホッ


モカが背中なんか叩くから変なとこ入っちゃたじゃん!!


って言いたいけどむせてて言えない・・・



涙目になっている私なんか気にもとめずにモカはリビングに行ってしまった。



モカ・・・・・・



本当に苦しいよ・・・









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