私は無我夢中で走った。


何この気持ち・・・・・・



心がナイフで突き刺されたような感覚。




私はそれにたえられず気が付いたら走り出していた。



中庭まで来てしまった。



夢中で走ったから息をするのが苦しい。



それ以上に胸の奥がズキズキする。



私は気が付いてしまった。



あぁ



私・・・・・・



小山君のことが好きなんだ。









.