おっせぇ〜


みるくもう今日は来ねぇのかな〜



ガラッ



みるくか?!!


・・・違うあれは・・・・・・



女はどんどん俺に近付いて来る。


元彼の実姫(ミキ)だ。



実姫は俺の前に立って口を開いた。



「裕、私やっぱり裕のこと諦められない・・・・・・
私達もう一度やり直そ??」



実姫が上目使いで目をうるうるさせて言う。


わざとらしい・・・・・・



そもそも俺は本気でこいつと付き合っていたんじゃない。


むこうから告ってむこうから別れよって言ったし・・・

今の俺はこいつと付き合うつもりはない。

あいつのことが好きってことに気が付いたから・・・・・・



「実姫、俺好きなやついるんだ。
だから実姫とは付き合えな・・・」



突然キスされた。



俺は見えてしまった。



ドアのむこうにあいつがいたことに・・・・・・









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