バンッ!!
「クソッ!何やってんだよ、俺・・・・・・」
どうしてみるくにキスしたのか分からなかった。
みるくがあいつと歩いてのを見たら胸がモヤモヤして気が付いたらあんな事していた。
「ハハハッ、最低だな・・・・・・」
ガラッ
「よぉ、裕お前がこんな早くくるなんて珍しいじゃん」
入って来たやつは中学からのダチの椿(ツバキ)だ。
「別に」
「何だよ、裕お前変だぜ??」
「別に」
「さっき、西条が教室から出て来たの見たけど何かあったのか??」
「別に」
「お前さっきから別にしか言ってねぇ(笑」
「別に」
「さっきの西条とのキス見ちゃった(笑」
「・・・」
俺はわざとものすごく嫌な顔をした。
こいつ見てたのかよ・・・
「裕、無理矢理はダメだぞ!」
はじめっからかよ・・・
「裕お前西条の事好きなのか??」
さっきまでヘラヘラしていた椿が急に真剣に聞いてきた。
「・・・わかんねぇ、でもみるくが他の男といるの見るとモヤモヤする」
「・・・・・・裕って意外に鈍感だなぁ」
「はっ?!何、椿喧嘩売ってんの??」
「誰が裕になんか喧嘩売るかよ
ってか、お前本当にわかんねぇの?」
「・・・・・・」
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