「っえ??ちょっ・・・っん・・・」

小山君にキスされた。



ドン ドン ドンッ!!



私は一生懸命小山君の胸を叩く。


でも、小山君はびくともしない。



しばらくしてやっと唇が離れた。


パンッ


教室に乾いた音が響いた。


「なんで・・・・・・いきなり・・・最低だよ!!!」


ガラッ!


私は教室から飛び出た。



走っている途中、我慢していた涙が頬を伝う。



気が付いたら私は屋上まで来ていた。











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