貧乏姫×金持ち王子





今度は本当に二人っきり。

「んでみるくさっきの続きだけれど」


さっきって結婚の事?!


「俺ドイツに留学するんだ。」


裕の口から出てきた言葉は全くの別物。


私は意味が分からなく放心状態。


・・・・・・


「あの〜みるくさん??」


「!!」


「大丈夫??」


と言って覗き込んでくる。

「え??え?!
どういう事なの??」


「いやだからそういう事。」

いやいやいやいや意味わかんないからね。


「なんで留学!?」


そう私が一番聞きたいのはここ。


「俺がこの会社の後取りだから向こうでいろいろ勉強して来いってクソじじいが言ったんだよ。」


「どうしてドイツなの??」


ドイツそれは日本からあまりにも遠い距離。


簡単には会うことができない。


「よくわかんねーけどじじいドイツ好きなんだよ。」


そ、それだけの理由で!?


「みるくが納得いかないのも分かる。
俺だって全然納得いってない。
出来る限り留学以外の方法はないかと頼んでみたけど無理だった。
何年掛かるかも分からない最低三年は向こうにいなきゃいけない。」


「最低三年はドイツに・・・??
じゃあ、私も一緒に行く!」








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