そう…それは沙羅だった。。。

今思うと沙羅ゴメンネそれしかいえない自分に

ものすごく腹が立った。

乃愛と沙羅の関係にヒビが入るのはもう少しだった

「おはよう沙羅ぁ☆」

「乃愛・・・おはよう・・・」

どうしたのかな??いつもに比べて元気がない。。。

「沙羅大丈夫??どうかした?乃愛何でも聞くよ!!」

「乃愛さ沙羅に隠してることない??」

隠してる事??何のことかな!?

「乃愛が!?ないよ!!」

乃愛は胸を張って言ってしまったんだ

沙羅が会話を聞いてたなんて知らなかったから

「嘘つき。」

「えッ??沙羅・・・何のこと!?」

「どうして朝、歌乃と話してたの??ね-乃愛」

「そッそれは・・・」

「沙羅ね今まで友達なんて出来た事なかった。。。

だから乃愛が友達になってくれて毎日が楽しかった

でも。。。乃愛も皆と同じだったんだね。

沙羅が親友とか言ってるのみて可笑しかったんでしょ

でも沙羅にとって乃愛は親友だったのに」

乃愛は沙羅に睨まれて何も言い返せなかった

言い返せないというよりは言えなかった

言っても無駄なような気がしたから。。。

でも、こんな事になっちゃうなら言えばよかった

乃愛は後悔を隠し切れないまま家に帰った

「ただいま-((藁」

「おかえり」

バタン。。。。

乃愛は部屋に入った瞬間号泣した。。。

ゴメンネ沙羅ゴメンネ、、、その言葉しか出ない

頭に出てくるのは沙羅の顔と歌乃の顔

乃愛は一体どっちを選べばいいのかな??

乃愛が歌乃と一緒に居なくなってから歌乃は

1人になってしまった。

でも沙羅が乃愛を救ってくれたんだよ

うん。乃愛自分の道に進むよ

ゴメンネ歌乃・・・