今私の目線の先にいるのは、同じクラスの霧島優太(きりしまゆうた)くん。
そこまで校内で有名人ってわけではないけど、すごく明るく元気なクラスのムードメーカー!
陸上部に入っていて、身長が低くてみんなに可愛がられてもいる。

そんな彼とは正反対な私、辻村唯菜(つじむらゆな)は、地味でいつも小説ばっかり読んでいる。
小学生4年生の時に彼と同じクラスになってから、中学1年生になろうとしている今まで同じクラスだ。

そんな彼を好きだと気づいたのは、小学生6年生の春。同じ委員会に入ったことで、彼を好きだと感じるようになった。

これは、そんな私ー辻村唯菜が、初恋相手ー霧島優太くんへの内緒の片想いストーリです!