拝啓、もう好きと伝えれない君へ。

誰かにそう言っていた。

そして颯太くんは

冬馬と行ってしまった。

「冬馬のお友達?

母です。

今はとにかく病院に急ぎましょう。」

優しい雰囲気の女の人が

そう言って車に乗せてくれた。

冬馬は総合病院に連れていかれて

私は10分後に着いた。

手術中、

颯太くんが教えてくれた。

「ひき逃げだって。

タチ悪いよな。」