一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~

他の誰かに知られたくない私。
店長はその思いを知っているのか、ほかの店員には気づかれないようにしてくれるのがありがたい。

「麻貴、ほら」
碧もなぜか私の体調に気づいていて、休憩していると私にポカリをくれた。
「なに?」
「なに?って疑うなよ。俺の優しさを。相棒が元気ない時くらいわかるだろ。今日は無理しないで帰れよ?最近突っ走りすぎだからな。」
碧はなんだかんだ言って、ぶっきらぼうだけど私が残業していると付き合って残ってくれたり、朝も弱いのに、なるべく私が早朝出勤しそうな日は来てくれる。
仕事中も、店長だけではなく碧も今日はフォローしてくれていた。
「ありがとう。」
ポカリを受けとると碧は私の頭をポンと撫でてから、店内に戻った。

支えてくれる存在に感謝しながら私自身も早く自分の体を回復させようと水分をとったり、なるべく体を休ませるようにした。