「うんでも・・・いいですか・・・・?」
私の勝手かもしれない。
でももう宿っているかもしれない命をあきらめられない。

これは妊娠したからなのだろうか。
どうしても・・・うみたい。

諦められない。

「あたりまえだろ。」
店長は座ったままの私を抱きしめる。

「ありがとう。うむっていう選択をしてくれて。うれしいって言ってくれて。」
「ごめんなさい・・・」
「どうして謝るんだよ。謝ることなんてひとつもないだろ?」
「・・・だって・・・店長の運命・・・変わっちゃ・・・」