「よし、次。」
なんだか嬉しそうに微笑みながら私をもう一度ソファに戻した店長。
「ほら、寝てろ」と私の体をソファに横たえさせると店長は、私に毛布を掛けてくれる。

「ちょっと待ってて。」
そう言って店長は部屋を出る。

この部屋に来るのは2回目。
なのに、心地よさや安心感を感じて、私は再び睡魔に襲われた。

「起きたか?」
私が目を覚ました瞬間、至近距離で店長の顔が見えた。
思わず驚く。

「目、もっかい閉じろ。まだ途中なんだ。」