会えない日々は不安を募らせる。

店長との夢のような日々はもしかして夢だったんじゃないだろうかと、忘れてしまうそうになる。

離れ離れになるのなら、写真でも撮って置いたらよかった。

私は店長に会えない寂しさを埋めるように仕事に打ち込んだ。

今は日本にいてもかなり忙しい。

特定の商品が在庫限りで、しばらく入荷時期は未定になっている。
在庫管理と、商品がスカスカの店舗にお客様を呼ぶわけにはいかないからと、あれこれ発注をかける商品を打ち合わせや会議を繰り返し方向転換していく。

私は日々変わる状況に合わせてポップの用意と、ディスプレイの見直し、そして閉店してからの陳列棚の移動やディスプレイチェンジにおわれた。