一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~

「麻貴は?料理するのか?」
「しますよーいちを。私は両親が共働きだったので、高校生のころから家族の夕食作ってたんです。今は時間がなくて週末にまとめて作り置きしたり、あとはコンビニで買っちゃうこともありますけど。」
「だよなー。仕事であんだけ朝から晩まで仕事してんだ。料理する時間とか家事にかける時間なんてないよな。今日、掃除くらいはできたか?」
「はい。店長が来る前に。」
そこまで口にしてから、朝目を覚ましてから余韻に浸って、でも現実に戻らないとならないとあれこれ考えていた私。
でも店長はちゃんと私のことをそこまで考えて2時間後って言ってくれていたのかと知る。

「店長、女慣れしすぎです」
少し悔しくなってそういうと、店長は豪快に運転しながら笑った。

「どうかな。麻貴だからだけどな。考えすぎるのは。」
どんな言葉だって、今の私は意味を考えてしまう。