一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~

「嘘だよ」
「え?」
「料理男子じゃない。」
「え?」
状況が飲み込めない私。

「前に言っただろ?料理しないって。給料のほとんど、海外勤務の時は食事代に消えたなー。今も作るのめんどくさくて作らない。でも、とっておきの時は携帯でレシピ見て作るんだ。」
とっておきというワードが響く。

「だしパックは実家から送られてくるやつ。なんか、それを野菜にあえるだけでもうまいし、炊いたコメに混ぜてもうまいらしいんだけど、はじめてつかった」
いたずらに笑う店長。

こんな店長の表情にも私はどきどきが止まらない。