一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~

まして、私は店長が好きだ。

大好きな人に、尊敬している人に、そんな風に見てもらえたら、幸せすぎて泣きそうにだってなれた。


「麻貴」
耳元でささやかれる、艶やかな声も。

少しかすれた声も。

すべてが愛おしくて、すべてがかけがえがなくて、すべてが宝物のように輝く。

「和真・・・」
どきどきしながら私が名前を呼ぶと店長はギュッと手をつなぎ握る手に力を込めて返してくれた。