一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~

「かっわいいなー」
店長が急に真剣な表情を崩して、くしゃっとした笑顔になる。
このままキスしそうな雰囲気だったのに、その雰囲気を一瞬にして変えた店長。

店長も、私と同じように、冗談にしようか本物にしようか悩んでくれていたらうれしいと、そんなことを考えながら私も笑顔になる。

「酔ってますね、店長」
「酔ってるよ~。今酔い覚ましてる。」
店長は私の頬にあてていた手を離した。

触れられていたところがやけに熱い。

そんなに私はお酒を飲んでいないのに、この雰囲気に酔ってしまったのだろうか。