『大好きなお母さんが愛してるものを、私も愛したい。お母さんが愛してるものに、お母さんを愛してるものに、私も愛されたい。お母さんと同じに私もなりたい』 そう感情が動きを見せたのだ。 苺美にはそれが普通だったのだ。 苺美の “普通” がここで壊れた。