布団を用意しながら「明日は?」と苺美を見る。
もうフラフラで眠るのが分かっている。
「6時」とだけ言い、苺美はすぐにその布団に入り、そしてそのまま子供のように眠りについた。
この時の苺美は子供のように見える。

本当なら、こんなに嫌いになりたくないのに。
雨哥は少し笑みを浮かべ、苺美の頭を撫でる。
可愛がってあげたいのに…。