「お疲れ様」
「音夜もお疲れ様。いろいろとありがとう」
「こちらこそ。すごい経験をさせてもらったよ。その日であったお客さんと露天風呂に入るだなんて、都会のサラリーマンにはない出会いだからね」
音夜も隣に寝そべった。
夜尋は音夜のお腹の上で寝てしまっていた。お風呂でかなりはしゃいでしまったらしい。背中に触れるとお風呂上りで、ほかほかとしていた。
「ふふ、研修の報告書につかえそうですか」
笑いかけると手が伸びてきて、頬にぴとっと触れた。
「そうだな。面白い報告書になりそうだ。結局ナオちゃんは、この旅館とウォッチオーバーのシステムに頼るためにここに来たわけだからね。ウォッチオーバーは人と人を結ぶ、素晴らしいシステムなのがわかった。俺にも、縁をもたらしたしてくれたわけだし」
「うん……」
本当に、星林亭とこのシステムがなかったら、美夜もどうなってしたかわからない。
しみじみとしながら頷くと、音夜は苦笑した。
「わかってる? 俺の一番の出会いは、美夜に再会できたことだよ」
色っぽい微笑みに、とたんに心臓が暴れだした。
「ま、またそういうことを……」
「本当だよ。俺はずっと美夜を探していたんだ。まさか子供付きで再会するとは思っていなかったから本当にびっくりしたけれど、美夜に対する気持ちは、4年前と変わっていない。
俺はあの夜を過ごす前から美夜が好きだったし、これからも、ずっと好きだ」
「音夜……」
「夜尋を産んでくれてありがとう。俺は今、こうして三人で居られて幸せだよ」
頭を撫でられたら無性に泣けてきた。
ナオの気持ちに触れて、当時の不安定だった自分を思い出していたせいもあるかもしれない。
なんでこんなにも欲しい言葉をくれるのだろう。
そして、とても気を使ってくれていた。研修が終わるころ、答えを聞かせてほしいと言われていた。
その時に、音夜とどうなるか、美夜がどちらの選択肢も選べるように、言葉をえらんでくれている。
「あの、昨夜は突然頼ってごめんね」
「頼ってくれてうれしかったよ」
「音夜もお疲れ様。いろいろとありがとう」
「こちらこそ。すごい経験をさせてもらったよ。その日であったお客さんと露天風呂に入るだなんて、都会のサラリーマンにはない出会いだからね」
音夜も隣に寝そべった。
夜尋は音夜のお腹の上で寝てしまっていた。お風呂でかなりはしゃいでしまったらしい。背中に触れるとお風呂上りで、ほかほかとしていた。
「ふふ、研修の報告書につかえそうですか」
笑いかけると手が伸びてきて、頬にぴとっと触れた。
「そうだな。面白い報告書になりそうだ。結局ナオちゃんは、この旅館とウォッチオーバーのシステムに頼るためにここに来たわけだからね。ウォッチオーバーは人と人を結ぶ、素晴らしいシステムなのがわかった。俺にも、縁をもたらしたしてくれたわけだし」
「うん……」
本当に、星林亭とこのシステムがなかったら、美夜もどうなってしたかわからない。
しみじみとしながら頷くと、音夜は苦笑した。
「わかってる? 俺の一番の出会いは、美夜に再会できたことだよ」
色っぽい微笑みに、とたんに心臓が暴れだした。
「ま、またそういうことを……」
「本当だよ。俺はずっと美夜を探していたんだ。まさか子供付きで再会するとは思っていなかったから本当にびっくりしたけれど、美夜に対する気持ちは、4年前と変わっていない。
俺はあの夜を過ごす前から美夜が好きだったし、これからも、ずっと好きだ」
「音夜……」
「夜尋を産んでくれてありがとう。俺は今、こうして三人で居られて幸せだよ」
頭を撫でられたら無性に泣けてきた。
ナオの気持ちに触れて、当時の不安定だった自分を思い出していたせいもあるかもしれない。
なんでこんなにも欲しい言葉をくれるのだろう。
そして、とても気を使ってくれていた。研修が終わるころ、答えを聞かせてほしいと言われていた。
その時に、音夜とどうなるか、美夜がどちらの選択肢も選べるように、言葉をえらんでくれている。
「あの、昨夜は突然頼ってごめんね」
「頼ってくれてうれしかったよ」



