私の選択は間違っていないと思った。 その後、何度か彼女とデートを重ね、 二丁目を沢山訪れるきっかけになった。 1人で行ったお店も2人だとまた違って、 酔った身体と身体は、 よくある女子同士のスキンシップのようでいて、違う。 ドキドキと未知の世界の狭間に 毎回たじろぎつつも、 互いを探る時間が刺激的だった。 初めての告白、 アルコールの力を借りているのに、 口先で言葉たちが渋滞していた。 「付き合ってください」 たった9文字にどのくらいの時間を要しただろう