「いいよ。
三度目の正直って言うから、もう転ばなくてすむかもね。笑」



「い、いつも転ぶわけじゃないんですよ!
あ!!電車…………」



「もう間に合わないね。
どうせ遅刻だからゆっくり行こうか。」


「はい。スイマセン………↓」



その後、学校まで他愛もない話をしながら行った。


一樹先輩も偶然寝坊したらしく、同じ電車に乗ってたらしい。


でも、私はそんな話よりも、一樹先輩が言った、「三度目の正直」って言葉が耳に残っていた。


もう、一樹先輩と話す事、会う事すらできないんじゃないかって…………