菜々花「はぁ、どいつもこいつも」

俺の名前は、如月菜々花
ここらへんでは無敵の姫と呼ばれてる
姫なんかじゃねーのに

菜々花「はぁ…」
??「何ため息ついてんの?」
菜々花「あ…、なんか用。“ユア”」
ユア「んー、なんでも」

こいつはユア、俺の相棒みたいなもんだ

ユア「菜々花さー、女の子だから少しは可愛くしたら?」
菜々花「女の子らしく…ねぇ、いやだね。女の子にはもうなりたくない」
ユア「…ふーん、」
菜々花「あ、これさんきゅーな」
ユア「あ、うん」

俺は女の子だけど、女の子じゃない
もう“あんなこと”にはなりたくないから________