私の目に映ったのは、広くて大きな背中を丸めて机に伏せている冬弥君の姿だった 。 その背中は、冬弥君の呼吸に合わせてゆっくりと上下している。 「はぁ……」 緊張感が一気にほどけて、私はため息をついた。 それにしても、冬弥君を寝たままにしておいて良いのだろうか。 なんとなくそのままにするのは寂しい気がするし、だからといって、どうやって起こそうか。