その思わせぶりは有罪です。



あれから、特に何も無く。


気づけば一週間が経って、授業が始まりだした。


私はいつも通り1時間早く着く電車に乗って、すこし空いたバスで学校に行く。


教室に着くと電気は消えていて、そこには先に着いていたらしい同級生の姿が二つほどあった。


話しかけようとも思ったけれど、そんな勇気も無く。


事前に配布されていた席順を見ながら、その席に着いた。