「わっ……!?」 予期しない敬語のお誘いに、不覚にも心が跳ねる。 同時に思い出したのは、オリエンテーションで先生から話された教材についてのお話だった。 授業の開始までに買わないといけないその販売は学校の一角で行われているようで、一人で行くには少し不安だった。 『いいよ! 私も、一緒に行く人探してたんだ!』 私が送ったメッセージにはすぐ既読がついて。 『よかった!』 『明日って空いてる?』 小分けにされたメッセージが、スポスポと下から持ち上げられる。