次の日

「もう二度と学校に来んなよ、ブ〜ス。」

キャハハそう笑うのは凛の次に可愛いと言われている子だった。

私はいわゆるいじめというやつにあっている

理由は…凛と一緒にいるかららしい…

うん。なんじゃそりゃ。そんな幼稚な理由?と呆れたのは悪くないはずだ。

「恋歌〜、コイツまだ反省してないよ〜」

バシャ

考えてたら、なんか掛かってきた。

ポタ ポタ

…水だった。…いや、これ、訴えていい?

教師に言えばなんとかなる気がするよね。

しないけど…




まぁ、こんな感じで放っておいたんだけど…




なんか、ひどくなってる気がすんだよね…




流石に私でも傷つくよ…




凛、助けて…




「何やっているの?」


「り、凛ちゃん!」

「やめてくれる?明里をいじめるの。…大丈夫?怖かったでしょ。」


「凛…」

私は凛の手を掴んで起き上がらせてもらった。視界はいまだにぼんやりしている。

「明里、先帰ってて。私は話を聞くから。」

「でも…!」

「大丈夫。彼女達は私と友達になりたいみたいだから。」

それでも不安そうな私に、安心させるようににこりと微笑んだので、それ以上言うのもあれかなと思って


「うん…」


とうなづくと、家に向かった。