「___ら、原」
「ほへ?」
「ほへ?じゃない。今アイツに見惚れてただろ」
「え?」
ルキさんは、私の行動をよくみていらっしゃる。
「原は、俺だけを見ていればいいんだ」
「5月のイベ、無理そ?」
草野さんが言う。
それを、慶良さんが突っ込む。
「お前なぁー、最悪の自体って言うのにイベントのことか」
「だってさー、もうプリント配布しちゃったんだよ?」
「あと、一週間だもんな」
「大丈夫だ。予定通り行う」
「そうこなくっちゃ」
「俺たは、準備してますわ」
草野さんと星目さんは5月のイベントの準備を始めた。
ルキさんは、慶良さんと深刻な話をしてる見たい。
とその時。
「なあ」
ミキラさんが私に話かけて来た。
めったなことじゃない限り話さないのに。
「!」
「特悪のこともっと詳しく話してやろうか」
「え」
「生徒会長になるんだろ?」
「・・・・・」
私は、何も言えなかった。
「なら、俺と一緒に来い」