「カノちゃん、今の人かっこよかったね、彼氏さん?」
「うんっ!! 1つ年下のかっこいい彼氏です!!」
私の話を聞いて、「きゃーっ!」と顔を赤らめるゆめちゃんは相変わらず。
そう。私の乙女気質はゆめちゃん譲りでもあるのだ。
ゆめちゃんのお母さんとも挨拶をすると、「先に買い物しちゃってるわね。ごゆっくり」と中へ入って行った。
「実は今日、彼の家でお泊まりで……」
「ええっ!! 引き留めちゃってごめんね!?」
「ううん、久しぶりに会えて嬉しいよ」
お互い両手を繋いでぴょんぴょんとその場でジャンプ。
きっと私たちの周りにはたくさんの花びらが舞っていることだろう。
ゆめちゃんは高校時代から付き合っている彼氏さんと同じ大学で、関係も順調なんだとか。
たまにお家に行って家事のお手伝いをしてるみたいで、たくさん惚気話を聞かせてくれた。
今度ゆめちゃんにお料理を教わるのもいいかもしれない。
そんなことを思っていると、15分ほど経ってしまっているのにゆめちゃんが気づいた。
今度ゆっくり話そうねと約束をして、ゆめちゃんは先にスーパーに入って行くのを見送る。
雪杜くんから、「終わったら連絡して」と言われたけど……。
「急いで追いかけたら間に合いそうかも!!」
よし、そうと決まれば走ろう!!
くるっと振り返って勢いよく走り出したとき。
「っ」
なんとすぐ目の前にいた人にぶつかってしまった。
お互い転ぶことはなかったけど、相手はよろけて私がぶつかってしまった胸元を押さえている。
「……っす、すみません、大丈夫ですか!?」
「うんっ!! 1つ年下のかっこいい彼氏です!!」
私の話を聞いて、「きゃーっ!」と顔を赤らめるゆめちゃんは相変わらず。
そう。私の乙女気質はゆめちゃん譲りでもあるのだ。
ゆめちゃんのお母さんとも挨拶をすると、「先に買い物しちゃってるわね。ごゆっくり」と中へ入って行った。
「実は今日、彼の家でお泊まりで……」
「ええっ!! 引き留めちゃってごめんね!?」
「ううん、久しぶりに会えて嬉しいよ」
お互い両手を繋いでぴょんぴょんとその場でジャンプ。
きっと私たちの周りにはたくさんの花びらが舞っていることだろう。
ゆめちゃんは高校時代から付き合っている彼氏さんと同じ大学で、関係も順調なんだとか。
たまにお家に行って家事のお手伝いをしてるみたいで、たくさん惚気話を聞かせてくれた。
今度ゆめちゃんにお料理を教わるのもいいかもしれない。
そんなことを思っていると、15分ほど経ってしまっているのにゆめちゃんが気づいた。
今度ゆっくり話そうねと約束をして、ゆめちゃんは先にスーパーに入って行くのを見送る。
雪杜くんから、「終わったら連絡して」と言われたけど……。
「急いで追いかけたら間に合いそうかも!!」
よし、そうと決まれば走ろう!!
くるっと振り返って勢いよく走り出したとき。
「っ」
なんとすぐ目の前にいた人にぶつかってしまった。
お互い転ぶことはなかったけど、相手はよろけて私がぶつかってしまった胸元を押さえている。
「……っす、すみません、大丈夫ですか!?」



