☆
「ちょっとま……。あかちゃん、いるのよ」
それからというもの、洸さんは毎日のように私の家に来るようになった。
家事をやってくれるとか、身体を気遣うというどころか、彼はますます私の身体を求めるようになった。
「いいだろ。大丈夫だって。子どもがふたごやみつごになるわけでもないんだし」
前にも増して、彼は激しくなった。
私のお腹には、あかちゃんがいるのに。
「やめ……て!」
私は覆いかぶさる洸さんを、どん、とつきなはした。
彼は息をあげたまま、きょとんとしている。
「妊娠初期だよ? 流産するかもしれないんだよ?」
私はお腹に手を当てて、子どもを庇うようにして、彼にアピールする。
「じゃあ俺、帰るわ」
そそくさとシャツを拾い、そして袖を通した。
「……え?」
「明日も早いし。じゃあな」
ドアを出て行こうとする彼に、私は裸で抱きついた。
「……そろそろ親に、報告したいんだけど」
洸さんは半分だけ私に振り向く。
「すればいいじゃん。めでたいことだ」
「ちょっとま……。あかちゃん、いるのよ」
それからというもの、洸さんは毎日のように私の家に来るようになった。
家事をやってくれるとか、身体を気遣うというどころか、彼はますます私の身体を求めるようになった。
「いいだろ。大丈夫だって。子どもがふたごやみつごになるわけでもないんだし」
前にも増して、彼は激しくなった。
私のお腹には、あかちゃんがいるのに。
「やめ……て!」
私は覆いかぶさる洸さんを、どん、とつきなはした。
彼は息をあげたまま、きょとんとしている。
「妊娠初期だよ? 流産するかもしれないんだよ?」
私はお腹に手を当てて、子どもを庇うようにして、彼にアピールする。
「じゃあ俺、帰るわ」
そそくさとシャツを拾い、そして袖を通した。
「……え?」
「明日も早いし。じゃあな」
ドアを出て行こうとする彼に、私は裸で抱きついた。
「……そろそろ親に、報告したいんだけど」
洸さんは半分だけ私に振り向く。
「すればいいじゃん。めでたいことだ」



