猫の神の恋

新しい女中さんは、可愛らしい様子をしている。
でも!性格がブス!
私を蹴ってくるんだよ!仮にも私は一番偉いって神様なんだよ!おかしくない!
そのせいで体がきついよ!

私も猫だからさ、すごく痛いんだよ!
人間の女は嫌い
自分が可愛いと思ってる自意識過剰女が多いから。
すごくうざい。元々女は嫌い
私は神様だからみんなを見てて、女が特に嫌い。

でも、今は、あの女中のせいで、人間嫌いだ。あの女中が近くにいるだけで怖い。

そう言えば、あの女中は、幹部以上たちの前ではいい子のふりをしてて、普通の隊士の前では、ただの性格の悪い女だ。名前は『お蘭』と言う。

そして、私は体調が悪いので、今日は斎藤さんの部屋でご飯を食べる。

トントン
蘭「お蘭です。柚ちゃんのご飯を持ってきました。」
斎「あぁ。」

スーッ
いい子ちゃんのフリをしてるよ
イラっとくる

『ふしゃーー!』
斎「‼︎」
つい、怒ってしまった。
あの女は嫌い

蘭「柚ちゃん、ご飯だよ。」
そう言いながら私に手を伸ばしてきた。



ガリッ

蘭「いたっ」
『ふしゃー!』
イイコぶりやがって!

斎「山崎に見てもらえ」

蘭「は、はい。失礼します。」

スーッパタン

斎「柚、お蘭はご飯を持ってきただけだよ。むやみに引っ掻いてはいけないよ。」

な!斎藤さんのわからずや!

『ふしゃー!ふしゃー!』

斎「柚!いい加減にしないか!何もしてない人を傷つけてはいけないんだよ!」
ビクッ

『ふしゃー!』

私は部屋から出たくて、ドアをカリカリした

斎「柚、出るのはいいが、ご飯を食べてからにしなさい」
しょうがない






私はご飯を食べて部屋を出た

そして歩いていると、あの女がいた。
そして、あの女が私に気づいて近づいてきた

蘭「あんたのせいで、怪我したじゃない。どうしてくれるのよ。」

『ふしゃー!』
そしてあの女が私を叩こうとした時に私はあの女を引っ掻いた

ガリッ

蘭「キャー」
そしてわざとらしい悲鳴をあげた

ドタドタドタ

たまたま近くにいた沖田さんがきて、藤堂さんも来た。

沖「どうしたの」
藤「どうした!」

蘭「あ、あの。柚ちゃんに引っ掻かれてしまって」
わざとらしい態度だ。

沖「柚!何で引っ掻いた!」
藤「そうだぞ!柚!」

『にゃぁー、にゃぁー!』
私は伝えようとしてもにゃぁしか言えないから、とにかくないた

そして、沖田さんと藤堂さんが大声を出したから、みんな来てしまった

土「どうした!」
斎「どうしたんだ」
山「どうしました?」

斎「お蘭さん、その傷どうしました。」
蘭「じ、実は、柚ちゃんに引っ掻かれてしまって。」
わざとらしい!
斎「柚、またやったのか」

沖「柚、またって、前もやったのか。」

『にゃ』
だから何

藤「柚!何もしてない人を引っ掻いたらダメだろ!」
藤堂さんが怒った

『ふしゃー!』

全員「‼︎」

山「柚、私の部屋に来なさい」
『にゃぁ』

山「土方君、柚を私の部屋に連れてくけどいいかな」
土「あ、あぁ。」

山「では、柚、行きますよ」
『にゃぁ』

トコトコトコ

スーッパタン

山「では、柚、お蘭さんに何かされたんですか?」
『にゃぁ!にゃぁ!』

山「そうですか。」
山「では、山崎君に貴方の事をつけさせますね。」
『にゃぁ』

そして、山南さんの部屋を出た
あ、上に山崎さんがいる

まぁいいや

トコトコトコ

あ!また会った。
あの女に

蘭「柚!あんたのせいでまた傷が増えたじゃない!」
『ふしゃー!』
蘭「怒ってんじゃないわよ!」
そう言って蹴ってきた
痛い
もう、体動かない

蘭「ふん!これから気をつけてよね!」
痛い、痛すぎる。あの女、手加減してなかったし!
でも!これで山崎さんが見たから、安心
でも!動けない!
助けて〜

丞「あの女、酷いな〜、柚。今助けてやるからな。」

もう、なけない。痛すぎてなけない

そして、山崎さんは山南さんの部屋に連れてってくれた。

敬「!柚!その怪我はどうしたんですか⁉︎」

丞「あの女中のお蘭っちゅー奴に暴力振るわれてたんや。だから、お蘭に警戒するんや」

敬「そうだったのですか。柚、今手当てしますからね。それにしても、何てことするんですかね。お蘭さんを早く追い出さなくては、柚の体が持たないかもしれないので、早急にお蘭さんを調べて追い出しますよ。山崎君」

丞「そうやな!柚、待っとれな。今助けてやるからな。それまでの辛抱や!」

『みゃう』




それを、聞いていた人がいた


土「柚が怪我?それにお蘭がどうしたんだ?後で聞いてみよう」