「鈴木が好きだ。」

この言葉を伝えてしまった。

初めてこんな感情になった。

俺の思いはこれからも変わらない気がしたから

伝えた。

「俺はお前がきもくて大っ嫌いだ」

そう言われて鈴木は帰ってった。

振られた。

思っていた返答だ。

これが普通なんだよなって思った。

これが普通とかおかしいと思った自分もいた。

複雑な気持ちになっていったが、

これが普通なんだって自分で洗脳させた。

鈴木のことはもう忘れよう。

これからは鈴木以外の人を恋をしよう。

それが出来ないってことは分かっている。

鈴木のことを思い出すと泣いてしまって、

まだ好きなんだってことに気づく。

やっぱり俺は鈴木が好きなんだ。

やっぱり俺には鈴木がいなきゃだめだ。

そう思ってしまって、毎日鈴木に連絡をした。

毎日愛を伝えた。

学校でも伝えた。

これが続くかと思ったら続かないって思う。

でもそれが想定外だった。