霊魂対策課  009小隊

「パスタでいいですか?」
「なんでもいいよ。奢ってもらう身だしー」
そう言いながら009支部方面に向かう
身体強化を使っているため歩く速さの10倍で移動できる
5分ほどで支部が見えてくる
その間走りながら携帯で店を探すの見ながらほんと器用だなと感心する
「店は見つかった?」
「支部から歩いて3分のところはまだ空いてますね。」
支部から3分でパスタが食べられる場所
「3分てことはミゼア?」
「よくわかりますね。。。はっきり言って怖いですよ。」
「もう長いからねーこの支部にいるのは」
「たった2年で長いって言っちゃうんですね」
「もう2年か」
私、星宮葵(ほしみやあおい)は設立当初からいるいわゆる初期メンの一人だ
できた当初は人が少なく連日連夜、霊魂の対処に追われていた
あのころと比べたらだいぶ楽になったことは間違いないが、まだまだ忙しい
圧倒的に人員が足りない
C級でも1週間ほっといたらすぐにB級くらいの強さになってしまう
霊魂は小さいときに速やかに討伐することに限る
「他の人も呼びます?」
「先に帰ってたらね。誘って他の人たちはまだ討伐任務だったらねたまれるよ?」
「確かにそうですねー。食べ物の恨みは怖いですからね。」
そういうことではないのだが、まあいいか
「着替えて5分後に玄関前に集合で」
「了解です!」