「美緒、帰ったら訓練増やすからね。」
「それはひどくないですか!?私まだ配属されて間もない隊員ですよ?訓練生と大差ないですよ?」
などと悠長に話してる
「それだけ話せるなら私の援護いらないよね。戻るよ?」
「すみません!黙ります!援護いります!」
「次で終わらせるよ。合わせてね」
「了解です!」
「3、2、1、今!」
葵と美緒の攻撃がきれいに霊魂を真っ二つにした
この程度の敵は一人で倒せるようになってもらわないとこの先B級やA級が出てきたときに死んでしまう
「やっぱ先輩は強いですね!」
にこやかに近寄ってくる美緒の額に手刀を入れながら
「あれ位の敵一人で倒せるようになってもらわないと困るんだけど?」
「うぅぅ。訓練生レベルでいいのであと1人いれば倒せましたもん。。。」
「自分一人じゃないとだめです!」
そういいながら携帯を出し本部とつなぐ
「009小隊副隊長の葵です。C‐23地点のC級霊魂討伐完了しました。処理班お願いします。」
「本部、了解。今日は他に通報ないので帰還してください。」
「了解」
今日はいつもより早く帰れるようだ
「美緒、帰還するよ」
「え?今日早くないですか?まだ20時ですよ?15時からの警備だったから5時間しか働いてないじゃないですか。」
 ・・・・・
「まだ働きたいなら筋トレしてれば?私は帰る」
美緒を置いて帰ろうとすると
「働きたくないです!先輩ご飯食べに行きましょ!」
「私は帰って寝・・」
グゥゥ~
「先輩w?ご飯行きましょ?」
ニヤニヤしながら言ってくるのが腹立つ
「美緒の奢りね。」
「それはなくないですか?」
「今日私援護入ったよね?これ、隊長に報告したらどうなるかなー」
「奢らせていただきます!奢らせてください!」
最近は美緒の扱い方が分かってきた気がする