桜の天の川

ー事故にあって、陽桜が命を落とした。
そう聞いて、何時間、いや何日泣いたんだろう。
何日泣いても、涙は枯れなかった。
陽桜と一緒にいたかった。
もう陽桜良いっしょに高校に行けないなら、
一緒にいられないなら、
私の存在意義もないよ。
そう、思ったこともあった。
でも、私は生きようと思った。