あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~

「はい。それはもう、とんでもなく、ものすごく、信じられないくらいの、超が付くイケメンですよね、彩葉先生」


「えっ、あ、ああ。そ、そうだよね」


私、かなり1人でオタオタしてない?


挙動不審だよね、きっと。


「最強ですよ、あんな男性」


その人がまさか雪都の父親だなんて言えない。


でも、理久先生みたいな素敵な男性からもそんな風に言われる慶都さんって、本当にすごい。


最強って「無敵」ってことだよね。


確かに、あの人以上に魅力的な外見をしてる男性は今まで1度も見たことがないけど。


「また真斗君のお迎えにこないかな~そんな最強イケメン絶対見たいよ」


さっきよりもずっと元気な弥生に戻ってる。


ひとまず、安心。


「あんな人が彼氏だったら女性は幸せですよね。背が高くてスーツ姿が凛々しくて、髪型から顔のパーツから全部がカッコ良くて、すごく眩しかったですから。あんな色気のある大人の男性になれたら、好きな人を絶対振り向かせられるのにって思います」