あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~

「このドレスを君にプレゼントさせてほしい」


えっ……


情熱的な深紅のドレス。


「これを着て、俺に見せて……」


慶都さんの突然の申し出に驚いた。


ワインみたいな美しい色、こんなの私には似合わない。


「あ、あの……」


「また自分には似合わないなんて言うのか?」


慶都さんには何でも見透かされてしまう。


「このドレスは君のために存在してる。他の誰にも似合わない、君だけのドレスなんだ」


「そんなこと……」


「手伝ってあげるから」


そう言って、慶都さんは私のブラウスのボタンに手をかけた。


「あっ、待って下さい」


「だから、俺は待たない」


ひとつ、ひとつ、丁寧にボタンを外し、当たり前のようにブラウスを脱がせる。


「これもいらない」


「あっ、ダメっ」


慶都さんのせいで、私の上半身は全てあらわになった。


「恥ずかしいです。それに、こんなタイトなドレス……胸元もこんなに開いて……」


「恥ずかしがらないで。サイズはピッタリのはず……」