あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~

新しい1歩を踏み出した弥生は、すぐに保育園を辞めて、今度は別の場所で保育士として働きだした。


その後しばらくして、理久先生も辞めてしまって、弥生とは違う、また別の保育園に移った。


3人はバラバラになったけど、でも、友情は決して変わることはなく……


今でもこうしていられることがすごく嬉しかった。


そうそう、私が保育園を辞める時、たいちゃんに「先生の嘘つき~彩葉先生はたいちゃんと結婚するのに~」って泣かれたけど……


そんな可愛い子ども達に囲まれて、私は本当に幸せだったと思う。


数年間の保育士としての経験は、これから先の人生で、必ず役に立つと信じてる。


いつかまた保育士として復帰できたらいいなぁって、この思いは密かに胸の中にしまってあるんだ。


それから時間は過ぎ、夕方になって、また嬉しいお客様が来てくれた。


「慶都おじさん! 彩葉先生~おめでとう」