あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~

「そのまさかだと思います。電話の感じじゃ、そう聞こえました」


「そうなんだ。何か……心配だね」


「弥生先生、これからどうするんですかね……」


理久先生、弥生のことも心から心配してる。


仲間としては、本当に何とかしてあげたいけど……


「そうだね。好きな人とはやっぱり一緒にいたいもんね」


そう言いながら、好きな人と一緒にいることを素直に選択できずにいる自分はどうなんだ? って思った。


「はい。でも……好きな人が近くにいても、遠くに感じるのは何故なんでしょうか?」


近くにいてもって、それは理久先生の好きな人の話なの?


もしかして、うちの保育園の先生?


あんまり詮索するのはよくないけど、


「理久先生は、遠くに感じるような人を好きになってしまった……ってこと?」


つい、プライベートなことを聞いてしまった。