「おお、そうか。分かりゃいい…トマトは入れるな」 なんか、主従の関係ではないか…これは。 「ってか、好き嫌いとかお子ちゃまですね」 「お前、今何つった」 ドスの効いた声。 いや、恐すぎる…! 100歩譲って、ヤクザとか。 「いやあ、空耳じゃあないですか…?それより、ご飯作ります!」 「お、サンキュー」 私、どうやら女の子みたいに柔らかい頬っぺたのツンツン(猫)男の子、琉聖さん拾いました。